食べ続けて10数年、ついに作ってみました。
うんちくばっかり積み重なっても、じゃあそのうんちくが正しいのか知るのが怖い気持ちもありました。
プロの料理人ではありませんが、それでもかなり経験の活きたレシピです!
誰かの参考になってもらえればと思います!
めんどいのはイヤって方はファミチキバンズなのに激ウマ簡単レシピもご参照ください!
材料(2人分)
メイン
- 牛肉 (ヒレ、モモ、ランプ等の赤身が理想) 300g
※牛挽肉や切り落としでも代用可 - 牛脂(ソースを作らない場合は不要) 1個
- 市販のバンズもしくは食パン(パン屋さんがベスト)4枚
- コショウ 適量(多め)
- 塩 (焼く直前のみ使う!) 適量(多め)
ソース
- ケチャップ 大さじ1
- ソース 大さじ1
- バター(有塩) 10g
- バルサミコ酢 小さじ1/2
トッピング(お好みで)
- チェダーチーズ(スライス) 4-6枚
- アボカド 1個
- トマト(スライス) 2枚
- 玉ねぎ(スライス) 2枚
- レタス 2枚
ステーキ肉で自作ミンチていきなりハードル高くない!?
無理せず牛ひき肉でも良いです。
でも食感も味も段違いだし、10分くらいでできるので
できたら自作ミンチやってみてほしいです!
良い包丁使うと楽チンです。
めんどい人はミンサーかプロセッサーで解決もアリ。
自作ハンバーガーの超大事なポイント!!
ビーフパティは手を抜かないのがコツ!
ハンバーガーの中心です。
とにかくパティをおいしく作ることを心がけましょう。
ただし高級な和牛なんかを使う必要はありません。
アメリカ牛の肩ロースとかで十分おいしくできます。
今回は 200円 / 100g の安めの肩ロースを使っています。
ハンバーガーが食べたいとき、おいしい肉が食べたくないですか?
野菜やパンが食べたくてバーガーって人はほぼいないハズ!!
ふるさと納税の肉なんかを使いまわすのもオススメです!
ビーフパティ ≠ ハンバーグ
クッ○パッドのレシピでハンバーガーを検索すると合挽きハンバーグサンドのレシピが多く出てきます。
が、
ビーフパティはハンバーグではありません。ここ超大事です。
おいしいハンバーグ + パンで挟む = おいしいハンバーガー
だと思ってる人って意外と多いんですよね。
基本はツナギなしの牛100%です!
小麦粉も卵もパン粉も使いません。
いろいろ入ると家庭的な優しい味になりすぎるんですよね。
パティの塩・コショウは濃いめで
ハンバーグとは違うと前述しましたが、バンズや野菜と一緒になって完成するのがハンバーガーです。
パティは単品で食べると濃すぎるくらいでちょうど良くなります。
でも本当にしょっぱすぎたらイヤじゃない?
不安な人は気持ちだけ多めに振って、ソースで調節もできます!
ナツメグ等は使わず塩・コショウで牛肉の旨味を楽しみましょう!
究極の自作ハンバーガーのレシピ
パン(バンズ)、その他トッピング
先にパティ以外を準備しておくと後が楽です
贅沢言えば、バンズもしっかりしたものを使いたいところですが、今回はあくまで家庭レベルですので食パンを使います。
どうしても丸いバンズを使いたい方はパスコ、ヤマザキなどからハンバーガーバンズが販売されていますのでそちらを使用しても大丈夫です。
裏技ですが、
近所に個人店のバーガー屋さんがある場合は頼むとバンズだけ売ってもらえることがあるのでお試しあれ!!
それはハードル高くないですか…
でもプロのバンズだよ!
自作を面白がって意外と売ってくれるから、僕もこれまでに3店のバンズ使ってますw
①食パンを焼く
できたら片面トーストが望ましいです。※焼けた面が外側になる。
パンの耳はお好みで残すなり切り落とすなりしてください。
②アボカド、トマト、レタス、玉ねぎを好きな形にスライスしておきます
アボカドは縦に薄く切ると、広げた時に広く円形にできます。
レタスはグリーンカールやフリルレタスなど、緑色の濃いものがオススメです。
③土台のパンに野菜を盛りつけておく
下から パン、レタス、トマトを乗せてパティを乗せる準備をしておきます。
※アボカド、チーズはパティの上の方がバランスがと取りやすいです。
パティ
①ステーキ肉を細かく切ってミンチにしていきます。(5~10㎜角くらい)
なんか大きいかな?くらいで全然大丈夫。
※筋は切りにくいので注意して細かく切りましょう。
②牛脂も冷凍のまま刻んで①とボウルで混ぜ込みます
ソースを作らない場合は牛脂はなくも大丈夫です。
また、丸く成型できていれば捏ねる必要もありません!
③丸く成型し両面に塩・コショウを多めに振ります
ドリップ(水分)が出てしまうので、
塩は焼く直前に全体に振りましょう。
塩の目安としては両面全体を薄く覆うくらいです。
※挽肉の場合は焼くと縮んで膨らむので、バンズより大きいくらいにできるだけ薄く平べったく成型しましょう。
④強火で 2分 30秒 焼き、ひっくり返して蓋をして 1分
焼いたら火を止めて蓋をしたまま3分放置してください。
レアが好みとかの場合は放置時間を都度調節してください。
※1 オニオンソテーを乗せたい人は一緒に焼きましょう
※2 チーズを乗せたい人は、放置後に乗せましょう。パティが濃いので多め(スライスなら3~4枚)で!
この段階では表面以外は火が通りきっておらず赤いですが、
蓋をして置いておくと十分火が通ります。
アルミホイルに包んで寝かすんじゃないの?
アルミホイルはステーキ肉でも使われますし、
それでも良いんですが
ツナギなしのパティはとにかく崩れやすいので
家庭レベルなら放置が無難です。
ソース(かんたん)
パティを取り出したフライパンに残った肉汁にソースの材料を入れ軽く沸騰したらできあがりです。
たしかに簡単だけど、バルサミコ酢って必要?
持ってないよ。
酸っぱいし匂いもクセ強くない?
なくても大丈夫なんですが
バルサミコ酢って火を通すと酸味がマイルドになって
バターと相性がめちゃくちゃ良いんですよ。
ソース + バター + バルサミコ酢なんかは
肉料理全般に使えるのでぜひ使ってみてほしいです!
他のソースも使ってみたい!って方はソースレシピ集を書きましたのでコチラも試してみてください↓
盛り付けて完成!
ソースは盛り付けの時に塗っても良いし、好みでかけながら食べても良いです!
ポテトがあれば、これまたソースがめっちゃ合います。
おおおコレはマジですごい!
でもこれ・・・デカすぎて口に入らなくない?
こうやってドーン!!
と潰します
アボカド出てきた(笑
こういうもんです(笑
どこかのハンバーガーショップの創始者は「良いハンバーガーはナプキンをたくさん使う」って言葉を残してるくらいだから、はみ出るほど具がモリモリってのは最高ってことなんですよ。
正直クア・アイナよりウマい
※個人の感想です。
究極バーガーの再現レシピやオリジナルレシピ
また、当記事を見てフォロワー様で自作してくれた方々や、実験的に自作しているもいますのでご参照あれ!
◎ おったろう@oltutarouさんのおったろう雑記ブログ( 料理、各種お酒のレビューがメインの雑記ブログ )
◎ よるもあ@yorumorexxxさんのよるもあブログ(ダイエット、筋トレ向けオートミールレシピブログ)
なんと作成動画も!
◎ JJ@burger_research さんの バーガー研究員の備忘録 (当ラボと一番方向が似てるバーガー特価サイト)
再現、参考、オリジナルと個性全開です!
その他(読み飛ばし可)
・余った野菜について
特に玉ねぎ、トマトは広い面だけ使うので余ります。
うまいことサラダにでもして次の食事で使ってください。
・食べ方、具材について
いろいろ書きましたが、本来自由な料理ですので本記事は参考程度にして、好きな食材を使って楽しんでもらえたらと思います。
・パティの量の目安
- クオーターパウンダー(1/4 lb(ポンド)) 113g
- 国内の多くのグルメバーガー 120g
- クアアイナの大きいサイズで 1/3 lb(ポンド) 150g
- 大きめのグルメバーガー 150g
となっています。113-120gであれば食パンは8枚切りでも良いかもしれません。
・食パンの選び方
弱いと潰れすぎるしパティに負けるので、パン屋さんの少し良い食パンがオススメです。
スーパーの超熟とかロイヤルブレッドだと全然負けます。
せっかくならパン屋さん行きましょう。
レアケースかもですが、近所に仲の良いバーガーショップがある場合は頼めば売ってくれるので頼んでみるのもアリ!
僕は3店ほど譲ってもらっています。
・食パンを使うのは邪道ではないのか?
ハンバーガーの起源は諸説ありますが、その一つにアメリカ・コネチカット州のルイス・ランチというお店が発祥という説があります。そこでは当時丸いバンズがなかったため食パンに挟んで提供しており、今も続いています。
自分でバンズが焼ける方はそれもやってみてほしいですが、食パンでも問題ありません。
余談になりますがルイス・ランチでは
「ウチはバーガーキングじゃねえ!お前らのルールなんて知らん!ウチがルールだ!良い素材使ってるんだからケチャップなんて禁止!置いてもねえよ!」という張り紙がしてあります(笑
取材拒否の頑固オヤジのウマイ店感がありますが、本当に素材の味しかしないという噂も・・・